ジャージー牛とはイギリスにあるジャージー島が原産の牛の品種です。
体毛は茶色で、好奇心が強く人懐っこい性格をしています。
日本で一般的な乳牛であるホルスタイン種に比べ、体も小さく生乳生産量は約3分の2程度ですが、そのミルクは乳脂肪分をはじめ、カルシウム、蛋白、乳糖、ビタミンなどの栄養成分がホルスタイン種より多く、濃厚な風味とコクを味わうことができます。
蒜山のジャージー牛から搾られるミルクは、年間平均脂肪率が5.0%の濃厚さが特徴です。
ジャージー牛が蒜山に導入されたのは1953年。
導入された最大の理由は広大な牧草地に恵まれていることです。
ジャージー牛は草を乳に変える能力に優れており、牧草を主体に与えることで乳脂肪分の高い濃厚なミルクを出すことが出来ます。
蒜山酪農農業協同組合は、1956年の設立以来「牛乳は畑から」を理念に循環型酪農を蒜山地域のジャージー農家と共に実践してまいりました。
その結果、今日では全国で1番の生産量を誇るジャージー牛乳生産組合となっています。
全国の生乳の1%にも満たない希少なジャージー牛乳の特徴を活かし、新鮮で安全、安心な乳製品を皆様の元へお届け致します。